９月18日（水）、建設埼玉会館にて「埼玉働き方改革推進支援センター」と連携して
「働き方改革関連法説明会」を開催し、21人が受講しました。
講師として、社会保険労務士として活動するとともに、元銀行員の経験を活かし、
アドバイザーとしても活動している渡邉智（わたなべあきら）氏を招き、講義をして頂きました。

「時間外労働の上限規制」「年次有給休暇の取得義務化」等、法改正の主な項目を中心に、
それぞれの変更点や注意点について実例を交え、詳しい説明がありました。
質疑応答の時間では、「労働時間はどこまでか。現場まで行く時間も含まれるのか」
「日給月給でも有給休暇は必ず５日与えなければならないのか」等、30分以上に渡り多くの質問が出ました。
説明会終了後も個別相談の時間を設け、自社で行っている対応は法律に適合しているか等、より具体的な相談に対応して頂きました。

２０１８年６月に「働き方改革関連法」が成立し、２０１９年４月以降、順次改正法の適用が開始されています。
この法改正は、労働者を雇用する全ての事業所が対象になり、対応しなければ罰則もあります。

説明会等の機会を活用し、疑問点はなるべく早めに解決するよう心掛けていただければと思います。